外国産ヒラタクワガタ
こちらではインドネシア・フィリピン・中国周辺のヒラタクワガタを紹介しています。将来的に画像をクリックするとショッピングできるようにしたいです。
☆…メイン種 ◎…3ライン以上存在 〇…累代決定
Dorcus titanus palawanicus
◎パラワンヒラタクワガタ
世界最長のヒラタクワガタであるパラワンは、その好戦的な性格、ヒラタらしい体格に長い大あごを併せ持つ先頭のエリート。REFRAiN STRATEGYでは戦闘用に育てるようなことはしませんが、顎をできるだけ伸ばして特徴を出してやろうと模索しています。
Dorcus titanus yasuokai
◎スマトラヒラタ(アチェ州)
スマトラヒラタ自体は内歯の位置が不安定で個体差が激しく、また好戦的な個体から臆病な個体まで、とにかく個体差を見出しやすく感じやすいヒラタクワガタと言えます。そのためか何なのかわかりませんが、案外女性ファンも多い印象です。アチェ州の個体群は内歯の位置が下がりで安定しているようです。
Dorcus titanus yasuokai
スマトラヒラタ(ベンクル州)
アチェ州とは打って変わって内歯の位置が安定しない産地で、アチェ州とともの流通の多い産地です。この地域のスマトラは差別化のためか内歯上がりや中間が人気です。REFRAiN STRATEGYでも内歯上がりか中間の個体を野外個体から累代させて血統化したいと考えています。
Dorcus titanus imperialis
〇テイオウヒラタクワガタ
知る人ぞ知る、という位置にいたかと思えば今や外国産ヒラタのナンバー3に君臨している新進気鋭のヒラタクワガタです。スラウェシと酷似していますが頭循の形状で容易に判別可能です。また、スラウェシに比べて体ががっしりとしていて太さで勝負できます。
Dorcus titanus typhon
〇スラウェシヒラタクワガタ
スラウェシ島の中南部やペレン島西部ではこの形状で安定しており、その個体群がtyphonです。秘密の離島という個体群がより大きくなるとして人気ですが、こちらはフェネマ山脈というはっきりしたラベルで野外から勝負を仕掛けに行きます。
Dorcus titanus typhoniformis
〇ユンナンヒラタクワガタ
オオヒラタ系のすべてを見てきたわけではないので主観ですが、最も穏やかなオオヒラタ系だと思われます。また、独自性のある大アゴゆえか隠れた人気種です。おそらく中韓系であれば本種が飼育人口トップに君臨するかと思われます。
Dorcus titanus fasolt
◎コウライヒラタクワガタ
ツシマヒラタのシノニムで、かつてはツシマとして扱われていたとか。ツシマに比べ胴体が細いので、本当に細長いヒラタを育てたいときにはダントツで本種がおすすめになります。本当に線が細いです。
Dorcus titanus platymelus
◎チュウゴクヒラタクワガタ
非常に広範囲に生息していながら流通は少なく、今後も減少の一途をたどると予想されます。そんな本種ですが85㎜以上にもなるポテンシャルを秘めていて、REFRAiN STRATEGYでも幼虫を飼育しております。
Dorcus titanus sika
〇タイワンヒラタクワガタ
台湾固有のヒラタクワガタです。小型で70㎜近くなればあっぱれですが、気性は中韓系の中では随一の荒さです。やはり島国のヒラタって気性荒いのでしょうかね。